牛飼いのこだわり
現在、肥育牛250頭・繁殖母牛70頭を飼養しており、仔牛を産ませてからお肉になるまでを同一農場で行う一貫経営を主体としています。農場内で産まれた牛達は、ストレスなく健康的にすくすく育っていきます。さらに、経営者自らが獣医師として徹底的な衛生管理を行い、安心安全な牛肉を提供することにこだわっています。
牛への思い
自分が精魂込めて育てた牛達は、最終的には食肉処理場を経て「肉」となる。ある意味、生まれた時から運命が決まっている。時に考える。来世に生まれ変わった時には「牛」かもしれない・・・。そこには、牛飼いにしか分からない思いがあります。いくら同じ運命であっても、我が農場にいる間は、ストレスなく餌を食べて欲しい。同じ一頭としてお肉になるならば、1kgでも多い肉となって欲しい。私が目指す肥育は、すべての牛達の能力を最大限発揮させたい。それにはどうしたら良いか、毎日試行錯誤し、生涯努力し続けることが、牛への恩返しかもしれない。
現在、肥育牛250頭・繁殖母牛70頭を飼養しており、仔牛を産ませてからお肉になるまでを同一農場で行う一貫経営を主体としています。農場内で産まれた牛達は、ストレスなく健康的にすくすく育っていきます。さらに、経営者自らが獣医師として徹底的な衛生管理を行い、安心安全な牛肉を提供することにこだわっています。
昔から、肥育農家にはそれぞれの「手」があると言われています。同じ農場でも、給餌者が変われば、肥育成績が変わってしまうという意味です。それくらい、肥育牛の飼養管理では、牛達の体調に合わせた日々の給餌量の微調節が大切であり、一朝一夕では習得出来ないものとされているのです。しかし、技術を習得するのに何年もかかってしまえば、後継者の育成や新規就農者が一人前になるのに長い年月が必要となってしまいます。
私が目指す肥育というのは、誰でも出来る肥育です。そのため佐々畜産では、肥育・繁殖とも農場内の飼養管理は完全にマニュアル化されており、かつ日々の給餌量などは、完全な「見える化(可視化)」により、給与失宜などを防ぐように工夫されています。また、誰でも就業し易いよう、適材適所の役割分担が成されています。
佐々畜産のお肉は、熊本の牛肉ブランド「和王」として皆様に届きます。「和王」とは、熊本経済連が厳選した単味飼料を独自にブレンドした配合飼料である「とくせん」シリーズが給与された生後月齢28ヵ月齢以上の牛で、なおかつ最上級格付け5等級と上位格付け4等級を獲得した枝肉のみに許される呼称です。
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